ご利用事例

東急株式会社様

東急株式会社様
会社名 東急株式会社様
創業 1922年
所在地 〒150-8511
東京都渋谷区南平台町5-6(本社)
従業員数(連結) 23,763名(2023年3月31日現在)
売上高(連結) 9,312億円(2023年3月期)
事業内容 東急株式会社(旧:東京急行電鉄株式会社)を中核企業とした222社5法人で構成する企業グループです。
交通事業を基盤とした「まちづくり」を事業の根幹に置き、不動産、生活サービス、ホテル・リゾートなど、長年にわたり、皆さまの日々の生活に密着したさまざまな分野で事業を進めています。

ご担当者様に、
MonotaRO利用の効果についてお話を伺いました

東急株式会社 (写真左から) 東急株式会社 前島様、植竹様、宮沢様、宮本様、水戸部様(築地様)

東急株式会社(写真左から) 東急株式会社 前島様、植竹様、宮沢様、宮本様、水戸部様(築地様)

1.東急株式会社・東急グループの概要

東急株式会社様(以下、東急様)は創業以来、まちづくり事業を通じた社会課題の解決に取り組み、現在では不動産、交通事業、生活サービス、ホテル・リゾートなど、生活に密着した様々な分野での事業展開をされています。「住んでみたい街ランキング」上位に入る各駅を持つ東急線沿線での事業をはじめとし、近年では空港運営や海外のまちづくりにも事業を拡大されています。

【サステナブル経営・長期循環型ビジネスモデルを掲げる先進企業】

東急様では1922年の創業以来「鉄道事業を基盤とした『まちづくり』を通じて社会課題の解決に取り組み続け、『美しい生活環境の創造』を目指すことを掲げ、サステナブル経営にも先進的に取り組まれています。優先して取り組むべき「サステナブル重要テーマ」を特定し、グループとして取り組むべきことを明確に設定して実践されています。環境配慮についても他社に先駆けて様々な取り組みを展開されており、環境先進企業としても評価されています。

【先駆的な購買取り組みによる継続的な成果創出】

東急様では、早くからオンラインでの購買集約を検討・導入され、モノタロウも既に10年近くにわたりご利用いただいています。

現在では、さまざまな業種・地域において約80社のグループ会社にモノタロウをご利用いただいています。そのように、業種も拠点も異なるグループ会社の購買管理の必要性が高い環境において、東急様は各社購買の登録管理や請求回りのとりまとめといった業務とともに近年は各社に向けた利用浸透・促進活動についても取り組まれています。

グループ会社を束ねる法人営業第三担当の管轄下においては、購買全体のうちネットストアでの購買集約の割合が7割を超え、また、その中でモノタロウの利用実績においても対前年比20%以上の成長を上げ、アクティブユーザーの継続的な増加など、購買集約においても確実な成果を出されています。

今回はグループ会社を含めたモノタロウの導入・購買を統括され、今期から新たな利用浸透・促進活動に挑戦していらっしゃるリテール事業部の皆様に、活動の詳細や利用者としての率直なご意見を取材しました。

2.モノタロウの導入の経緯

‐最初に、モノタロウ事務局であります商品企画担当の宮本様、築地様にお話を伺いました。

【鉄道事業などの現場で副資材需要を見込んでモノタロウ利用を開始】

(宮本様)東急株式会社のモノタロウ事務局は、リテール事業部法人営業グループ商品企画担当に設置され、東急グループ企業の登録・相談窓口、利用代金の請求及び回収、問い合わせの一次窓口等の役割を担っています。

モノタロウ導入以前から、事務用品を中心とした共同購買サイトを利用していました。グループ内には鉄道をはじめ現場を抱える企業も多いことから副資材の需要もあると想定し、モノタロウ導入に至りました。

3.グループ会社でのご利用状況

【アカウント数・利用金額ともに利用実績が拡大傾向】

(宮本様)現在では、約80社のグループ企業でモノタロウをご利用いただいています。登録ID数も現在では2,750となりました。

グループ会社に対しては、我々営業担当より営業活動を行いONE SOURCE Lite利用開始のきっかけを作っています。その後の運用に関しては、各社の考え方・方針に委ねています。全体として、アカウント数・利用金額ともに拡大傾向が続いており、実績は前年度比で20%以上増加しています。

【現場での在庫リスクを低減できた】

(宮本様)東急グループの事業では、鉄道・不動産・建設・ビルメンテナンス等の現場を持つグループ会社が多く、モノタロウと親和性が非常に高いと感じています。例えば、過去、鉄道の電気工事を行う会社では、電気トラブルなどの迅速対応が必要な事態に備え大量の部品を在庫していました。モノタロウを利用するようになって、必要な時に必要なモノを迅速に届けてくれるため、過剰在庫リスクの軽減ができています。また、2,000万点以上と豊富な品揃えもあることから、購買におけるグループ会社の事業効率化にも寄与しております。登録ID数も着実に増加しており、利用は確実に伸びていると感じています。

【モノタロウとの連携リレーションがスムーズにできている】

(築地様)商品企画担当ではグループ会社からの問い合わせを受け付けていますが、その中にも社内(商品企画担当)で解決すべき内容と、モノタロウに確認しないと分からない内容があります。現在はモノタロウの営業担当と連携し、社内で答えるべき登録・請求関係の問い合わせは商品企画担当へ、商品に関する問い合わせはモノタロウへ、といった棲み分け・リレーションができているのでやりやすく感じます。

(宮本様)組織改編や人事異動に伴い、その都度ユーザー登録の変更・追加が発生しますが、モノタロウのカスタマーサポートがすぐに対応してくださるので助かっています。また、現場で急に部品がなくなってしまったとき等、難しい依頼にも迅速に対応いただいていますので、当社社内ユーザーの満足度も高いかと思います。

(築地様)ONE SOURCE Lite管理者メニューがあるのが助かっています。今後、例えば多くのユーザー追加を管理者用メニューで一括でできたり、組織が変わるタイミングで承認者を複数設定できたりなど、さらなる機能追加を期待しています。

※管理者メニュー…ONE SOURCE Lite上で、企業様側でユーザー登録や請求管理情報などが閲覧・設定できる機能

4.利用浸透のための推進活動の実施

‐また、グループ会社様へ利用開始・利用浸透の活動を行っていらっしゃる法人営業第三担当の宮沢様、前島様、植竹様にもお話を伺いました。

【グループ会社へ活用促進のための情報発信を実施】

(宮沢様)ONE SOURCE Liteの利用実績は非常に順調に伸びている一方で、導入以降、各社向けの情報発信自体はなかなか行えていませんでした。そのため今期より新たに「東急グループ共同購買サイト」の位置づけを周知するとともにメリットを浸透させるための情報発信活動を開始しました。

その一環として行っている「モノタロウ活用促進セミナー」では、既にIDを持っていて使用している方、これから使いたい方の双方に情報発信をしています。

既存の利用者には、モノタロウの利便性・活用方法を再認識してもらい、未利用者には基本的な内容の周知や経費負担軽減につながる点、PB(プライベートブランド)商品の存在などをアピールするようにしています。                                                                                             

(植竹様)実際のセミナーは、法人営業第三担当とモノタロウの営業担当が登壇する形で進めています。また、実施するグループ企業ごとにセミナーの内容も少しずつカスタマイズしながら行っています。セミナーの指標としてはモノタロウ利用金額をKPIとして追っているわけではなく、あくまで各グループ会社の認知を高める目的で行っています。

【社内の“モノタロウ活用促進セミナー”を通じてモノタロウ利用を知る人も】

(植竹様)2023年8月からセミナー施策を始め、今期はグループ会社の6社でセミナーを実施しました。 実施にあたり、企画や集客でモノタロウの営業担当からアドバイスをいただきながら進めています。今回は集客メール配信提案をもらい実施したところ、集客が目標の3倍となる142名集まりました。

(宮沢様)モノタロウの社内利用は対前年比で20%増えておりECサプライヤの中でもシェアが高いため、これから浸透活動の幅もぜひ広げたいと思っています。

(前島様)実際にセミナーで効果を得られた事例として、あるグループ会社様で実施した際は決裁者の方がセミナーに参加し、そこではじめてモノタロウのPB商品を知り社内展開してくれました。

(宮沢様)セミナーのアンケートでは「満足」「やや満足」との回答が約90%を占めています。また「(モノタロウの)PB商品を知らなかった」との声が全体の半数あったり、そもそもその企業の購買を担当している部署の方がセミナーを通じてモノタロウの利用状況を初めて知った例もあり、セミナーは浸透やコスト削減のためのPB商品利用に大きく寄与していると感じています。

今後もより多くのグループ会社へ活用方法を伝えていくこととともに、モノタロウが利用できることを認知していない社員にも新たに利用してもらえるような発信もしたいと思っています。形式も、オンラインセミナーに限らず、オフラインセミナーやYoutube動画の活用も挑戦したいと思っています。

【営業・カスタマーサポートの手厚さに評価】

(前島様)セミナーを行うまでモノタロウの問い合わせ窓口については知りませんでした。実際に私自身何回か問い合わせをしてみたところ、当日や翌日には対応していただき、解決の速さには驚きました。

(植竹様)モノタロウの営業担当さんにはセミナー施策においても参加者を増やす集客施策や、各社に合わせた内容の準備などもご協力いただきました。感謝しています。

5. 今後の展望

【環境先進企業として調達分野でも環境配慮商品を利用したい】

(宮本様)東急グループは企業としても環境配慮には早くから取り組んできました。現在も、具体的には社内表彰制度として「環境・社会貢献賞」を設けたり、不要になった制服のリサイクル活動を続けています。今後のモノタロウ購買においても、環境配慮型商品も積極的に取り入れ、購入を拡大していきたいと考えています。

【今後は現場の声も拾いながら施策をより良くしていきたい】

上記でお話を伺った商品企画担当・法人営業第三担当の皆様のいらっしゃる法人営業グループを統括されている、リテール事業部 法人営業グループ 担当部長の水戸部様にもお言葉をいただきました。

(水戸部様)私自身、モノタロウの利用を始めた2015年当初から関わっています。

当初はゴルフ場や建築など地方の現場ユーザーからは「車でホームセンターに買いに行くことが当たり前だったのが、(モノタロウを導入しネットで買えるようになったことで)手間が削減できて、とても助かっている」と喜ばれました。本社においても「1つ1つレシートでの経費精算をしていたのが月でまとめて請求が来るようになり助かった」という声もありました。そういった利点があったことで利用が拡大してきたと感じます。

今では、そういった利点は当たり前に使えていますが、組織内の人事異動などもあり、モノタロウが利用できることを知らない人も出てきました。そのような社内認知度の差異が課題となった中で、今期から法人営業第三担当が主催するモノタロウセミナーなどを通して、グループ各社の管理者・現場ユーザーと接点ができ、我々法人営業グループがグループ各社のお役に立てている・より知ってもらえる機会が増えたと感じます。モノタロウの営業担当の方とも頻繁にやり取りができ、新たな気づきや改善点を得ることができています。

今後も現場ユーザーや管理者の声を取り入れ、施策をブラッシュアップしていきたいと感じています。モノタロウさんとも、色々一緒に模索しながら進めていければと思っています。

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